============================================================ 【ソ フ ト名】 簡易メール送信 xqslight ver.0.5 【登 録 名】 xqslight.lzh 【著作 権者】 稀Jr 【対応 機種】 QX 6.0A 版 以降が動作する機種 【必要ソフト】 QX エディタ 及び 拡張キット 【掲 載 日】 2000/09/12 【作成 方法】 以下に記載 【ソフト種別】 フリーソフトウェア 【転載 条件】 自由 【U R L】 http://www.speed.co.jp/marenjr/qx/ 【メ ー ル】 masuda@sec.co.jp ============================================================ ■はじめに  QXエディタでメールを送信しよう、という試みです。 > http://0ban.com/araken/  別途、xqsmail という形でQXエディタをメーラに変身させようと試みていいる途中な のですが、xqsmail のバージョンアップに伴ってだんだん複雑怪奇になっています。ちょ っとユーザが手を加えるとバージョンアップが困難になってしまうという、QXマクロを 使う楽しみに反してしまうのでは、という疑問が自分の中にあったので、送信部分だけを 分離してみました。  ちょっとQXエディタで書いて、メールを送信、というような軽い使い方ができると思 います。  現在のところ、添付ファイルなどの処理はありません。  ノーマルなメールを送信する時に使って下さい。 ■ファイル内容 xqslight.txt この説明ファイル xqslight.mac マクロファイル - main メール送信 - setup セットアップ - newmail 新規メール作成 ■セットアップ    xqsmail をお使いの方は、セットアップの必要はありません。    はじめて使う方は、  setup プロシージャを実行します。    ・POP3 サーバ POP3 サーバを入力します (POP before SMTP 使用時)  ・SMTP サーバ SMTP サーバを入力します。  ・ユーザ名 POP3 のユーザ名を入力します (POP before SMTP 使用時)  ・パスワード POP3 のパスワードを入力します (POP before SMTP 使用時)  ・アドレス メールアドレスを入力します  ・フルネーム From に表示されるフルネームを入力します。  ・POP before SMTP を使う時にチェックします。 ※パスワードは暗号化されます。パスワードを変更する時は、必ずこの設定画面で行っ てください これらを設定したあと、「更新」ボタンを押下してください。 設定ファイルは、QXディレクトリの xqsmail.ini に保存されます。 ■使い方 1.まず、newmail プロシージャを実行します。 2.すると、新しいメールファイルが作成されます。 3.宛先(To, Cc, Bcc)や Subject を書き、本文を書きます。 4.メールを送信する時は、main プロシージャを実行します。 5.メールが送信されます。  エラー発生時には、ステータスバーやエラーメッセージを見て下さい。  また、設定ファイル xqsmail.ini を確認して下さい。 ■改造のポイント、あるいは、QXマクロの醍醐味 ※ここから先は、xqslight マクロの説明です。マクロに手を入れない場合は読み飛ばし て構いません。 メールの送信は、main プロシージャの中で行っています。 このとき、 1.送信メールをテンポラリに作成 makemail 2.実際に SMTP サーバに送信 sendmail と処理が分かれています。 メールを送信する前に内容をチェックしたい場合は、2の前でプロシージャを終わらせて しまうと、デバッグが楽になります。 マクロを見て分かるとおり、ヘッダ部分は変更せずに送っています。必須ヘッダ(Date, Message-Id 等)は makemail 関数内で追加しているので、別のヘッダ(X-Face など)を 追加する場合は、この中を変更すればよいでしょう。 送信時の自動整形は、main プロシージャの中で JIS コードで保存&閉じる前に行うと楽 です。日付付きの署名や、送信する時のチェック処理も同様です。 newmail プロシージャを書き換えると、フォーマットを変更できます。メールを作成する 前に宛先を選択するとか、テンプレートを選択する場合は、ここを変更してください。 添付ファイルは、Content-type を変更させて、multipart にすることで対応できます。 …とはいえ、BASE64 変換を自作するのは意外と大変です。このあたりは、xqslight の次 のバージョンで対応する、ということにしておきます。 HTML形式のファイルも、Content-type を変更させて、multipart にすることで対応でき ます。が、結構これも面倒なので、次のバージョンでなにか例が出せればよい、と思って います。 送信済みのファイルの保存は、いまのところ行っていません。 main プロシージャの中で、sendmail プロシージャの成功の後(メッセージボックスの直 前)あたりで、name 関数で保存させることが可能です。このときは、mailfile$ 変数を 書き換えておいて下さい。送信後に開いているので。 ■更新履歴 2000/09/14 ver.0.5.2 Message-Id: を修正 Date: を修正 2000/09/12 ver.0.5 初版を公開