振り分け設定

自動振り分けの設定を行います。
これは xqsmail を試用してみて設定しても構いません。

メニューから「設定」−「振り分け」を選択してください。
これは一括メールタイプを選択した時のみ有効になります。



○振り分けリスト
 振り分けルールのタイトル一覧を示します。
 リストは優先順位の高い順に並んでいます。一番上のルールが最初に適用されます。
 各ルールの簡単な説明は下に表示されます。

○新規作成ボタン
 新しい振り分けルールを作成します。

 詳しい設定は次のダイアログで行います。

○コピーボタン
 選択しているルールをコピーします。
 詳しい設定は次のダイアログで行います。

○変更ボタン
 選択しているルールの変更を行います。

○名前の変更ボタン
 選択しているルールの名前を変更します。

○削除ボタン
 選択しているルールを削除します。
 余分なルールを削除する時に使います。

○有効チェックボックス
 選択しているルールの有効/無効を設定します。
 一時的にルールを適用しない時に使います。

○上へ移動ボタン

 選択しているルールの優先順位を上げます。

○下へ移動ボタン
 選択しているルールの優先順位を下げます。

○閉じるボタン
 設定ダイアログを閉じます。

○今すぐ実行
 振り分けルールを今すぐ実行します。



○名前テキストボックス
 振り分けルールの名前を設定します。
 名前はすでにリストにあるものとダブっていても構いません。

○検索条件チェックボックス
 現在のところ、ひとつの条件しか設定できません。
 OR のみです。

○検索対象リストボックス
 検索対象を選択します。

 Subject, From, To, Reply-To の4つから選択できます。

○検索文字列テキストボックス
 検索文字列を設定します。
 検索文字列には、正規表現が使えます。
 現在のところ、正規表現を使う、のみが設定できます。

○フォルダテキストボックス
 振り分けを行うフォルダを指定します。


振り分けのポイント

○複数の条件でひとつのフォルダに振り分けたい。
 たとえば、masuda@sec.co.jp から来たメールと、Subject に xqsmail が含まれているメールとをひとつのフォルダに置きたいとすると、

 ・検索対象:From , 検索文字列:masuda@sec.co.jp
 ・検索対象:Subject , 検索文字列:xqsmail

という二つの振り分けルールを設定します。

○メーリングリストを正確に振り分けたい。
 メーリングリストでは、サブジェクトに [QX:00001] あるいは [uraqx] のような文字列が含まれているのが普通です。これを振り分けるために、

 ・検索対象:From , 検索文字列:\[QX:[0-9]+\]
 ・検索対象:From , 検索文字列:\[uraqx\]

とします。(記号"[","]"は、正規表現では特別な意味を持つので "\[","\]" のように書き換えます)

 あるいは、メーリングリストでは Reply-To が設定されているのが普通です。

 ・検索対象:Reply-To , 検索文字列:qx@mxe.mesh.ne.jp

とした方が簡単にできます。

実は正確な正規表現は、"qx@mxe\.mesh\.ne\.jp" のように "."(ピリオド)を書き換える必要がありますが、そのまま書いても問題はありません。これは正規表現で"."(ピリオド)は、1文字にマッチするという意味を持つためです。