クロコダイル(crocodile)というのは「口先が細長く、口を閉じても下あごの第4歯が見えるわに。大型で狂暴なものが多い。アフリカ・アジア・オーストラリア・アメリカ産」アリゲーターというのは「口先が幅広く、口を閉じると歯が見えないわに。米国・中国産」(ライトハウス英和辞典:研究社)です。ちょっとした違いだけど、大事なことがもしれません。特に、人に聞かれたときは。
さて、吉祥寺の駅で降り、井の頭公園の脇をずーっと歩き、下連雀商店街に着きました。クリーニング屋、蕎麦屋、鮨屋、だんご屋、喫茶店、文化住宅、駄菓子屋、菓子屋、などなど。この辺に、住んでみるのもいいかもしれない。そう思いました。
来年の4月は、親父殿の定年なんだよね。両親は、札幌に戻ると云うし。2月頃には、住処を探さんと。
BGM に my bloody valentine loveless は、ちょっと感傷的過ぎなんで、麗蘭「麗蘭」をかける。乾いたカッティングの音は、はあはあ、なるほど。また、ギターの練習をしようか、とか思う。どうせだから、アコースティック・ギターを衝動買いしようか、とか、日記を書きながら、長考。
ま
た、会ったときに、「憂歌団」を貸しましょう。「B・B・キング」もあるし、「ブルースブラザーズ」もあるし。「ボアダムズ」がわかるんならば、大丈夫。はあ、わけわかんないか(笑)。ありがとう。
さて、本日の一冊は、夏目漱石の「倫敦島 幻想の盾」(岩波文庫)です。こういう巨匠の文庫本は、非常に安く手に入れられます。ま、全てとはいわないけれど(俺も、あんまり持ってないし)何冊かあるといいでしょう。
感受性の高い時には、昔読んだ本を読むといい。
なぜなら、以前、見えなかったものが見えてくるから。
とか云いつつ、「坑夫」を買って読んでしまった俺。
失礼いたしました。
「倫敦塔」の方は、ま、日本人のみの「観光地」と化してしまった原因かもしれない。これは、「大阪豆ごはん」にもありました。 ま、夏目漱石初心者(っているのか?)には、こういう短編の方がいいかもしれません。尤も、漱石文学を読破していない俺は、責任をとりませんが。
「坑夫」の方は、昨日読んだばかりなので、ちょっと主観が交じっているからもしれないけど、「プライドのある青年が、社会的に最低ランクである「坑夫」になろうとする。さげずまれているけれど、体力勝負の坑夫は金儲けの出来る職業。しかし、プライドのために、坑夫達にでさえ受け入れられない。最後に、彼は気管支炎になる。しがない帳簿係りになる。受け入れられる。」そういう話です。
これを、「プライド」というものは邪魔になるものだから、捨てなさい、と読み解くべきか、さげずまれた狭い世界に何かを期待するのがそもそもの間違いである、と読み解くべきか、ちょっと迷っています。
ま、所詮、俺は読者であるから、漱石がどう思って書いたのであろうと、俺の読み解きは正しいはずで、正解(?)は、俺の中にあるはずだから、そもそも「正解」というものはないはず。
というのが「倫敦塔」を読み返した感想なのだが、ちょっと難しい
かな?
〆の言葉は、これ。
アコースティック・ギターって、5万ちょっとだったっけ?