書評日記 第90冊
オナニーをしてみました。なんか、久しぶりだったもんで、その、方法を忘れ・・・るわけは、ありませんね。でも、オナニーってのは、後天的に覚える方法でありますから、誰かに教えられなければ、その、一生しないのかもしれません。オナニーを知らずに、ペッティングに至ってしまった男の話がありますが、ま、なんとも、無知というか、もったいないというか。こんなに面白いものを知らずに過ごしてしまったとは。
俺の場合は、南しん坊のエッセーで知りました。そう、はっきり覚えています。南しん坊がエッセーで「射精」のことを「熱にうかされて、ちんぽをいじっていたら、白いものが出た。あ、やばい、こわれてしまった、と思った。」と書いてあったことを。それを試してみた俺でありました。中学1年だったか、2年だったか。その辺は、よく覚えておりませんが。白い粘液質の物体が、チンポの先から飛び出るのを確認し、「ああ、なるほど」と感慨した覚えがあります。
とある男性の音楽家は、「創造力」をかきたてるために、オナニーをするそうです。麻薬と同じですね。でも習慣性がないから安全かも。ま、貴重な資源でありますから、いろいろな目的もありましょう。そこから、何かを得るのも、または、何かを出すのもそれぞれです。女性の方はどうなのでしょうか。その彼は、女性の芸術家に聞いてみたそうです。幸い、はっ倒されなかったそうです。よかったですね。ばかなことを聞いたものです。でも、男性である俺にとっては貴重な意見でした。彼女も「そうである。」だそうです。はあ、なるほど、みなさん同じなんですね。よかった、よかった。
さて、オナニーで始まった、書評日記。狂っているわけではありません。唯登詩樹の本を紹介するための前振りです。彼は、その昔、加藤雅基という名で、変なSF漫画を書いていたそうです。ま、そのSF漫画は置いといて、現在は、唯登詩樹という名でエロ漫画家です。
彼の描く女性は、いわゆるステレオタイプの女性。男性にとって、オナペットとしての理想(?)の女性を描きます。最近は、Macを使って、さらにリアル(?)な女性を描きます。人気はあるようです。画集とか出ています。俺はもってませんけど。
なんかねえ、漫画の方は何故か揃えつつあります。何がいいんでしょうか。多分、その幻想というか、想像力を駆使して、ものに例える、無機質なものに、エロチックさを覚える、そういう感覚に共感を覚えるのか。それとも、単なるオナペットとしてなのか。さあ、その辺、唯登詩樹FANどっぷりの俺には、ちょっとわかりかねます。
皆さん読んでみてください。そうそう、成人指定になっていることをお忘れなく。面倒臭いことになっちゃいましたね。未成年の性犯罪や暴力沙汰、いじめが増えなきゃいいけど。
そう、エロビデオの方は見ないんすよね。なんででしょう。強いて云えば、あまりにも動物的で、ナマナマしすぎて、想像の余地がないから。古い日活の映画は、ストーリーがあって面白いそうです。見てみたいですね。残念ながら、見たことありませんけど。まあ、なんというか、はあ、よしよし、わかった、わかった、という感じでしょうか。28歳の独身男性が云う言葉ではありませんが。
ま、ひと好き好きですから、なにも申しません。頑張って下さい。
(って、一体何を?)
update: 1996/09/04
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