書評日記 第6冊
まだ、読んでない本でも紹介してしまうのも、ま、悪いことではないだろう。読み終わった本はいくらでもあるのだけれど、なんせ、最近の興味は最近買った本の中にあるのだから、まだ読んでいない本が、一番の興味の対象(この場合は、書評日記なるものに登場させること)となるのは、当然なことなんだよね。
ま、ヘタなウンチクはその辺にしておいて、つかこうへいの話をしよう。つかさんと言えば、「蒲田行進曲」有名だと思う。映画にもなったし、ラストの(それは、小説であっても映画であっても(・・・あいにく、演劇の方は、あまり見ないのでそっちの方はわからないけど)同じ事)銀ちゃんの階段落ちの場面は『非常に』印象的だ。ま、そこまでに追っかけるプロセスがあるからこそラストシーンが生きてくるのだから、その場面だけをピックアップされれてもね、という感じであろうが。
あと、映画の方を見たのが先なんだけど(というか、牧瀬理穂目当てで)「幕末純情記」ってのもある。あとは、ぽろぽろ読んではいるのだが、ちょっと題名を思い出さない。・・・なんか、最近、やたらに固有名詞を忘れる。文章を書かなくなったせいなんだろうな。いわば、この書評日記もその辺のリハビリも兼ねているわけだ。
題名に出てくる龍馬だけど(正式には、「竜馬」らしいのだが)、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」が有名だと思う。私もこれにはずいぶんはまった。いや、はまったという言い方は失礼(誰に?)だろうな。まさしく『死ぬときは、前を向いて倒れる』って生き方にあこがれた。(いや、実は、いまでもそう思っているし、そう思い続けることが、以前よりの自分を継続し続けることだと思っているから。)
ま、固いところはちょっと脇におくと、TVで「竜馬におまかせ」というドラマがある。(後でみるために、「あった」というべきなんだろけど)第1回しか見てないけど、結構おもしろかった。ダウンタウンの浜ちゃんがやってるのだが、どことなく似ている。というか、ぜんぜん似てないってところ(浜田の演技は、浜田でしかなく、竜馬の行動が、竜馬でしかないように)が、ひじょーによく似ている。まぁ、いろいろ評判はあるだろうけど、TVドラマなるものを見ない(「北の国から」とか「池中玄太80キロ」とかは見たけど・・・おお、なつかしいぞ)私にとって、おもしろいと思えるドラマだ。
んーと、今日はちょっと長くなってしまったな。あとから見るとなんじゃろとか思うかもしれんけど(いま読んでいる貴方はどう思う?)、ま、こんな日もあるわいね。
では、また明日。
update: 1996/06/03
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